久々の演奏は・・・
ここ数年、ピアノに関しては子供達とともにコンクール生活を続けてきた我が家でした。今年は、少しコンクールから離れて、のんびり自分なりに音楽との関わり方を考える年にしたいという思いでいたのですが・・・
いざ、コンクールを離れると、本当に歯止めがきかず、親子揃って意識は低下、練習はサボる一方、気合も何もあったものではナイ!やはり、苦しくても目標に向って突っ走っている時のほうが、充実していたんだ~と感じ・・・加えて、ピティナの予選が各地で開催され、頑張っているお友達の様子を見ると、やはりものさみしさを感じておりました。(結局は無いものねだりなのかな?)
そんな気持ちで日々を過ごしていた5月末、思いがけず演奏会のお話が・・・母的には休憩すると決めたからにはとことん休憩してみれば~と思っていたのですが、なんと意外なことにshinの方が”やってみようかな?”と言い出したものだから、やらせない訳にはいかない!そんなこんなで、shin&aka、初の連弾にトライすることになったのです。そして今日、演奏会当日を迎えることになる。
とても小ぢんま~りした演奏会。雰囲気もとても和やかなのです。ヘンな緊張感が漂わないように、というスタッフの方々の配慮が感じられます。みんな、何とか自分のベストの演奏をしようと頑張っているのが伝わってきます。そして、弾いてる本人だけでなく、その子のご家族もみんな揃ってわが子の演奏する姿、さらには他の出演者の演奏を楽しんでいらっしゃる様子が、とてもほほえましく感じられました(^^♪ これって、この演奏会ならではのことなのですよね。
そんな中で・・・shin&aka(-_-;) いつもの緊張感がないので、気持ちをキープすることができない。妙な安心感から演奏にも集中することができず・・・やってしまいました。2曲目の終わりに近づいた頃・・・な、なんと演奏の途中で止まってしまった~。・・・昨日の練習でも、何となくイヤ~な予感はしていたのだけど、こんな予感って大抵的中してしまうものなのよね・・・ にもかかわらず、パッと開き直り、何気に演奏を再開してしまう2人(-_-;)一体何だったのだろう!?
つくづく、何事においても適度な緊張感というものは必要なのですよね。演奏している本人だけでなく、それを本番まで支える周りの家族にとっても。”気を抜きすぎるなよ!!”という警告として、ありがたく受け止めさせていただきます!
そして、今日の演奏会でもう一つ学んだこと。コンクールは周りの人と自分とを比較するために受けるのではなく、自分自身の中で何かを掴み取るためにやるのだということ。でなきゃ、本当にただの賞取り合戦、勝ち負けオンリーの世界になってしまう~。苦しくても一生懸命取り組んでいるその期間に、実はとても大きな成長を遂げていることもあるのですよね。
さて、そのように訳の分からない、とても自分達のベストとは言えない演奏をしてしまった彼らですが、2週間後に再び今日と同じ曲を演奏させて頂くことになりました。7月22日(日)、PM2:00~ 北日本新聞社ホールにて。
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コメント
間違えちゃいました(-_-;) 演奏会の場所は”市民プラザアンサンブルホール”ではなく”北日本新聞社ホール”の誤りでした。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
ご関心のある方は是非足をお運びくださいませ♪
投稿: KV.ひさまる | 2007年7月11日 (水) 05時43分