今日の一枚
今日はじーっとCDを聴いて過ごしました。じっくり心の洗濯、耳にも活力剤を。たまにはこんな日もなくちゃまずいでしょう・・・なんといっても私の職業は・・・(-"-)
今日特に聴いていておもしろい、と感じたのはシューマン作曲「子供の情景」 全13曲の 小品からなる組曲で、有名な”トロイメライ”もこの「子供の情景」の中の1曲なのです。それぞれの曲に子供の純真な心や楽しみみたいなものが描かれていて、一曲一曲にドラマを感じてしまいます。”鬼ごっこ”、”おねだり”などなど。
シューマンの曲ってとてもメロディーがきれいなので、昔から大好きだった。やさしい中にも時々ハッとさせられるような力強い部分もあり決して退屈しないで聴けるのですね。
以前に一緒にお仕事をしていたある先生から、子供に絵本を読み聞かせるときにこの「子供の情景」を流しながら読むといいのよ~と教わったことがあり、何回か試してみたことがあった。不思議なことに、どんな絵本でもお話の起承転結みたいなものが、この曲とピッタリ合ってなんともいえない不思議な雰囲気になっちゃうのです。読む方も、音楽に合わせて感情移入してしまうみたいですね~。ホントにどんな絵本にでもマッチしてしまうからオモシロい(^o^)。是非お試しあれ~♪
何回くらいこのCD聴いたのかしら? 聴けば聴くほどにこの「子供の情景」自分で演奏したくなってきました\(-o-)/ いつもながら超単純。13曲のうち例え数曲でもいいから、弾くぞ!
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コメント
大変遅ればせながらで申し訳ありません。新年おめでとうございます。
先生のお話を読ませていただいて、いつも感じますのは、音楽もやはり底にあるのは、人との関係、つながりなんですね。この間TVで『のだめ』のスペシャル見たんですが、音楽というのは、一つの曲を弾いたり、指揮したりするときに、作曲された人の背景や状態をしっかり理解してからというのが基本なんですね。音楽的なことはほとんど無知なdragon母ですので、いまさらながらに、そういう基本的なことを知りまして、なるほどと感心していたのですが、翻って、先生も生徒さんたち一人ひとりのことをいつも細かく見ておられているご様子、感じ入っております。本年もよろしくお願いいたします。
投稿: dragon母 | 2008年1月11日 (金) 21時39分
>doragon母さんへ
お便りありがとうございます(*^。^*)前回のレッスンの終わりに、Rくんに「のだめカンタービレ観た!?」と聴いたところ、「ちょっとだけ観てました」という答えが返ってきて、私としてはとっても嬉しかったです。”オーケストラとは一体何ぞや”という方にもわかりやすかったし、なんといってもオモシロかったですね~(^^♪
作曲家は作品のなかに多くの思い(悩みも喜びも)を込めていたわけで、あふれる感情の表現な訳ですから、すごいですね~。そんな背景を私自身が調べるのが好きで、さらに調べていると作曲家同士のつながりなんかも見えてきてしまうところがまたさらに興味を惹かれてしまうのです。はっきり言って、私はオタッキー!生徒さんたちに、オタッキーになれ、とは言いませんが、少しでも興味を持って意欲的に”知りたい”と感じて頂けたら・・・と思っております。
投稿: KV.ひさまる | 2008年1月12日 (土) 08時23分