自分磨き
今日は、とある指導法セミナーへ出かけてきました。
アメリカの先生で、バスティン先生という方がおられ、”バスティンメソッド”を擁立されたのですが、この”バスティン”の世界は今まで私が経験してきた数々のメソッドから見ると、かなり斬新(@_@;) だって・・・一番最初の導入期のテキストには五線も音符も・・・ト音記号すらないんですもの~!?初めてテキストを見たとき、これを一体どうやって子供達に伝えていくのか!?!?と理解できず、悩みましたが・・・セミナーでのお話を聴いているうちになるほど!! そういうことだったのか~ と、やっと理解できました。同時に、この導入期とはなんと重要な時期なのだろう!!! と改めて感じる。この時期というのは音楽の決まりごとを一つ一つ覚えていく時期なのですね。しっかり定着していることを確認しながら次へ進めていく・・・冷静に判断し見守れる眼が必要なのですね。そして、この時期から、指の形、手首の動かし方・・・への配慮も忘れちゃいけない(-"-)
世の中には多くのピアノメソッドがあり、テキストも考え方、導き方も本当に多種多様。以前はみ~んなバイエルを経験し、ブルグミュラー→ソナチネ・・・と進んでいくのがピアノのお稽古の定番コースでしたが、この現代ではバイエルが使われる割合はかなり低いのではないでしょうか?私自身は、物心ついたころには、既にヤマハ音楽教室に通っておりましたので、当然のことながらメソッドはヤマハ。そんな私の子供達も当然ヤマハ・・・だったので、私が生徒さんたちに与えるテキストもヤマハ・・・(^_^;) でも、ここでこのように全くちがうメソッドと出会うことで、今まで10数年使い慣れてきているヤマハメソッドを、別の面から観ることができるようになるのですね。
このバスティンメソッド、最も魅力的だと感じるのは、全調の体験。早い段階からいろんな調について学ぶので、楽典なんかも結構すんなりできるようになるのでしょう。すごいテキストだわ!!なんてよくできてるのか(@_@;)と感動する~
例えどんなテキストを使おうと、「自分はこんな風に生徒を育てよう!!」と思ってそこに引っ張っていくことが、私達のお仕事。目指す音楽をしっかり思い描きながら頑張りたいものですね(*^。^*)
| 固定リンク | 0
コメント
とても力強さを感じました!
がんばって下さい。
投稿: いとう | 2008年4月22日 (火) 20時06分
>いとうさんへ
ありがとうございます(*^。^*) 近頃、バタバタしていて思うようにブログができず、少々イライラ気味(-"-)
おかしなもので・・・自分のや、友人のブログでは好き勝手~にどれだけでも書けるのに「原稿を書け」と言われると・・・たった200~300字だというのに書けないのよね(-_-;)たったそれだけのことにここ数日間ドロドロに思い悩みました・・・つくづく頭の中が単細胞なのでしょうね。
さて、そちらも今一段落しましたので、ここ数日間の書きたくて書けなかったブログを書きます~(*^。^*)
投稿: KV.ひさまる | 2008年4月22日 (火) 22時04分