今日のレッスン
今日は、娘akaが黒田亜樹先生という先生のピアノ特別レッスンを受ける。
akaが今練習中の、フランスの作曲家デュティユーの「田園詩」という曲は、のんびりしていてとってもステキな曲なのだけど、どう弾いたらそんな風にのんびりした独特の雰囲気に弾けるのか・・・親子で行き詰っていた所だったのでとてもタイムリーなレッスン。
こんなレッスンをして下さる先生とは、とてもパワフルで、本当に鋭い感覚を持っていらっしゃるのです。一度生徒の演奏を聴いただけで、その子の特徴、力、性格までも見抜いてしまわれる訳ですから~ただただ、尊敬! 母としてはドキドキ・ハラハラ(・_・;) 少々こっぱずかしくさえもある。
akaの演奏に対する先生のコメントは、なかなか高度でキビシイものもあり、私も痛いところをつれた気分。けど、本当におっしゃる通りなのですね。脱帽。私は聴くポイントが甘かったらしい。 そして今日の発見、先生が「ここを直そう」と思われたところは、超徹底的に教えてくださるのです。時には基礎の基礎まで立ち戻り、判りやすく、惜しみなく時間をかけて納得いくまで直されるのです。 妥協という文字は全く見当たらない。先生の音楽に対する情熱とか姿勢が、うかがえるよう。
そんなレッスンを受けたaka。レッスンが終わる頃にはくたくたに疲れておりましたが、さすがに演奏はレッスンを受ける前とは明らかに偉うのです~。ちょっとお上品で、センス良くなったような気がする(^^♪ よくダイエットの宣伝でbefore→afterとかやってるけど、それと同じ系統(^_^メ) 気のせいではナイ!
これまで、いろんな先生のレッスンをうけさせて頂きました。そのたびに本当にそれぞれの先生、み~んなタイプがちがっていて、先生方の個性を見せていただけたと思う。先生は個性的であっていいのだということでちょっと私も安心。けれど、生徒の演奏をこうやって魔法にかけたように変身させてしまうという点ではどの先生も同じ。これが本物の指導力というものなのですね~。ああ、つくづく私には、まだまだ精進が足りない!
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