録音ってホントに時間がかかる!!
先日、すばらしいクリニックを受けさせて頂いて、心から感動していたのですが、そのときのアレンジを、いよいよ完成させなければならないときがやってきてしまいました。レジアレコンペという、指導者のためのコンクール 応募の締め切り間近なのでそろそろ最後の仕上げ、FD録音
先日もお話ししましたとおり、何を思ったか今年は2曲作ってしまったものだから、例によって録音も2曲分・・・考えただけでもクラ~くなってしまいます。が、そんなこといってばかりもいられず、仕方がないからエレクトーンに向かう 練習したくない生徒の気持ちは、判らないわけでもないな~なんて思いながら・・・ このレジアレコンペとは、何ということもない超単純な課題曲を自分でアレンジして、伝えたいことを表現する~というもので、本当にエレクトーンの世界ならではのものなのです。音楽と言葉の遊びみたいなもので、これをやることで、私たち指導者はとても新しい発見があり勉強になるのです。
1曲目は「ポリウリ・ドゥードル」←日本名「おしゃべりオウム」 本当に何ということもない超単純なメロディー・・・これをどうお料理しようかと迷った挙句、バロックの雰囲気にまとめてみました。 制限時間90秒ギリギリで、ほんのちょっとでもrit.かけすぎようものならアウト! というキビシさで、録音もピリピリ。 先日のクリニックでは先生に「ベースのエチュード」っていうタイトルもいいんじゃない?~なんていわれるような、ベースに特徴あるアレンジなのですが、緊張すると思わぬところで踏み外しちゃうのよね~ これで最終仕上げだ、と思うと小さなミスも許せなくなっちゃうし~弾き込んでいるうちにあっちもこっちも気になるし~たった90秒の曲を録音するのに、決して90秒では終わらないのです。
さて、2曲目オーストラリア民謡の「ワルチング・マチルダ」 こちらはクリニックで思い切り直されまくった曲 私って、いつもあまり深く考えずにアレンジを作り、弾いているままのことを楽譜を書くのです~。 そうすると和音が2声から突然4声になったりしていて、これは良くない、ということで和音付けそのものから直されてしまう 弾いているままのことを楽譜に書き、楽譜上で和声を考えるなんていうことは一切しない、この怠慢振りを反省!!そういえばヤマハの指導グレードはこんなときに役立つ勉強をしていたのだ・・・と今更ながらに気付く(遅いよ!!) 8月に聴いたコンサートに触発されてオーケストラをイメージしたアレンジにしたのだけど、これがなかなかボリュームあり、演奏するには猛練習が必要だ つくづくオーケストラって、学ぶ部分が多いのよね~
久々に真剣に気合を入れて演奏すると、やっぱり楽しい 弾きこんで、完成間近のあのスリル(!?)と完成した作品を聴いてみたときの喜び これって、別に特別なことをしているわけではなく、誰でもちょっとやればできることなのですよ。それが、音楽の魅力的なところですものね さて何とか応募締め切りには間に合いそうなのでほっとしています。・・・次はコンサートに向けてまたまた練習の日々が~ 誰か、この年とともに練習嫌いになっていく私に愛のムチを与えてやってください~
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