ぷちHappy
ふと気がつくともう11月も半ば。発表会までいよいよ5週間(-_-;) そろそろみんな曲が完成して来る頃のはずなのだけど・・・!?!?!? お稽古の進み具合は(-_-メ)
今日のレッスン、トップバッターはピアノの生徒さんで小学4年生のMちゃん。ずっと憧れだった「エリーゼのために」を練習中。この曲ってかの有名なベートーヴェンが、決してかなうことのない切なく哀しい恋心を曲にこめて作った曲。ピアノを習う子どもたちにとっては憧れの曲NO.1と言ってもいいような曲なのです・・・が、実は曲の背景にはそんな想いがあるわけで、小学生にはそんな恋する気持ちはなかなか理解できないのですね。ついついテーマをドカドカ弾いてしまうMちゃんに、恋する気持ちを説明しても、何のこと~ 「もっと繊細に弾くのよ」なんて言っても「繊細!?!?」 といった始末で・・・ 一体どんな「エリーゼ」になることやら~
続いて、またまた小学4年生のMちゃん。カバレフスキーの変奏曲を練習中。初めて変奏曲に挑戦したMちゃんなのですが、6つの変奏のうち3番目辺りからなんだか余裕がなくなってきちゃう~。最後までじっくり自分の音を聴いて歌い上げるところまでなかなかたどり着かないのが残念なところ。 私「この曲って、どんなイメージかな?」 Mちゃん「動物たちの踊り」 私「あら~、ピッタリだね踊ってるのは、夜かな?昼かな?」 Mちゃん「やっぱり夜だよ。」 私「ということは、暗くてちょっと寒いんだよね。そんな感じの音で弾こうか」 そんなお話しをしているだけで、演奏がガラリと変わっちゃうMちゃん。素晴らしい!! お願いだから、今のこの音を忘れずに来週もこのまんまの音でレッスンに来てね~と言いたい!
さて、次はこのMちゃんのお姉ちゃんで、小学6年生のYちゃん。もう6年生だし、ちょっと背伸びした曲も悪くないかな~?と、ショパンのワルツを渡したところ、はじめの数週間は音がなかなかつながらず、ワヤワヤだったのが近頃になって急速に成長し始め、なんとなく形になってきましたね(^_^) ショパンのワルツの魅力に気付いたみたいね もう少しペダルを軽く踏めるようになるといいのですが~これもなかなかすぐには直らない
続いて小学5年生のK君。ブルグミュラーの「素直な心」と「無邪気」を練習中なのです。弾いたことのある方ならお分かりでしょう? オーソドックスなこの2曲ならではの難しさがありなかなか苦戦中。5本の指が完全に独立していないと弾けない曲なので、まずは指のエアロビから・・・手首を柔らかく、指は丸く~なんてことを5分くらいやっただけで、またまた音がぜんぜん変わっちゃう。このK,君にも、やはり来週もこのままの状態でレッスンにやってきて欲しい!と願う。
次はK君のお兄ちゃんで、中学2年生のR君。彼はもうず~っと半年間ほどショパンのワルツOp.64-1 を弾き続けておりお気に入りな様子。発表会でも当然ながら、この曲を弾くんですって。いつもマイペースでコツコツやってくるR君。難曲であっても、決して音をあげずに頑張ってこられます。ピアノが生活の一部みたいな風で楽しんでくれているのが良くわかります
今日の最後は、エレクトーンの生徒さんで、中学2年生のRちゃん。あの超難しい「ジュラシックパークのテーマ」を弾いています。これまでRちゃんにとって、こんな曲の経験がなく、とても難しいのです。右手、左手、ベースが、それぞれに歌いあっているので、本当にどこのパートも良く聴いて、その楽器らしく弾かなければならない・・・そんな難易度の高い曲を、毎週着々と練習し続け何とかそれらしく弾けるようになってきました。すごい!!部活に、テスト勉強に、と忙しい中で、良くこんなに頑張るものだと、感心してしまいます。Rちゃんもずいぶん形が見えてきたのですね。もうあと少し、頑張って~
1週間に1回しかあえない生徒サンたち。でも、確実に前の週より成長したっていうときのレッスンって楽しいのよね~こうやって生徒の皆さんからパワーを分けてもらえる私は、本当に、しあわせものだな~と強く感じたのでありました
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