先生の思い出
今日は某ピアノ指導法研究会へ。 この研究会ではピアノ指導者が県内あちこちから集まって、指導法についてあれこれ意見やアイディアを出し合っている、いわゆる勉強会なのですね。
一言に”ピアノの先生”といっても、世の中にはいろ~んな先生がいらっしゃるのです。小さな子どもが好きで、導入期を得意とされる先生、専門家を育てるためにある一定のレベル以上の生徒でないと見ない、とおっしゃる先生、導入から展開までオールマイティな先生~。私の目指す先生像はちょっと軽々しく口にすることはできませんのでご想像にお任せ
こんな研究会に参加される先生とは、やはり研究熱心な方が多いのです。とても参考になる部分が多いのですが・・・私はついつい、自分は自分、人は人~と思ってしまうものですから、いろんな意見を聴きつつも、結局は自分流(単なる頑固者)。 ・・・というよりも、自分でちゃんと理解してからでないと生徒さんには伝えられないからイロイロ考案しているうちに自己流にアレンジされていく、というほうが正しいのかな。
私は子どものころ何年かおきにレッスンを見てくださる先生が変わっていた、やや恵まれない子!?だったのです。おかげさまで、これまでヤマハで過ごした子ども時代にお世話になった先生は7人!不思議なもので今でもちゃんと先生方のお名前もお顔も覚えているし、先生のほうも覚えていてくださるものなのよね どこかでばったりお会いできたりすると、ほ~んとうに嬉しい!!
・・・と話が脱線しちゃった そんな風に、子ども時代に多くの先生と出会えてきたおかげで、私はいろんな先生の持ち味を自然に感じることができていたと思うのです。子ども心ながらに先生が変わる度にレッスンの雰囲気や内容が変わったのも覚えていますし、適度な緊張感もあったように思う。それぞれの先生がみ~んな個性的だったから飽きることなくこれまで音楽を続けることができたのかもしれないなぁ~とも思う。
ということは、やはり先生がマンネリしちゃいけないってことですわね~。進化しなさいってことねわかっちゃいるけど難しい。
子ども時代のことを考えてたら思い出した。ヤマハで最後に出会ったF先生から多くの刺激を受け、私はこの道に入ってしまったわけです。オーストラリア在住の恩師F先生、お元気でしょうか? お会いしたいなぁ~・・・ オーストラリアは遠すぎるよ~。
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