久々のジャズ
今日は我が家には珍しくJAZZコンサートに出掛ける。「ふれ逢いステーション」というこのコンサートは、今回が11回目となるのですが、回を重ねるごとにだんだんパワフルになっていくような気がします(毎回欠かさず聴きに行ってるわけではないですが)
第1部は地元富山のミュージシャンによる演奏。今回はサックスとなんとお琴&パーカッション・・・というなんとも個性的な組み合わせの三重奏で、一体どんな演奏なの!?と、とても興味深かった! 演奏が始まって、びっくり お琴・・・という楽器は、お正月に流れる「春の海」とか、「さくらさくら・・・」のイメージが強かったのですが、聴いてみてびっくりこの楽器も、こんなにもいろんな音色が出るのですね~ 琴の低音って、なんかウッドベースみたいな力強さがあって、感動する。琴+サックスの組み合わせで沖縄・韓国・日本民謡・インド・・・次々といろんな風景を表現していくのですが、意外と違和感のない組み合わせで、私にとってはとっても衝撃的でしたわ。
第2部はかの有名なピアニスト・佐山雅弘さんがチョイスしたメンバーによる演奏。 演目はJAZZの定番ナンバーばかりだったらしいけど、私には、さっぱりわからないチンプンカンプン でも、超かっこいい!!シブい!! それぞれの楽器の音が、とっても綺麗で存在感があるのよね。これが本物の音というものなのですね ぜ~んぜん知らないJAZZの世界だというのに目が離せなくなってしまう。
JAZZって、私の意識の中ではポピュラーとかロックに近いのかと思っていた・・・が、とんでもなかった!! 限りなくクラシックに近いものだったのね~。ホールではPAを使うため、楽器の生の音の響きが生かされない=ポピュラー系 という私の考えはどうも偏見だったらしい。PA通すのは、楽器同士のバランスをとるためであって、それぞれの楽器の音の美しさを求めるという点はクラシックも同じ。正解も、完成もありえない世界なのですね。
それにしても佐山さんのピアノは何度聴いても素敵 いつも自由に演奏されていて迫力満点 見るからに楽しそうで、やんちゃな部分もあり、でもじっくり聴かせる部分もあり・・・。これだけ自由~に、即興的~に演奏できる力が私にもあったらいいのになぁ~。今から勉強してもそれは無理なことなのかなぁ~哀しい
さて、私の横で、娘akaは後半あたりから「おなかすいた~と」疲れ果てておりました。フィナーレの最も盛り上がる頃にはカンペキ眠りの世界へ入って行っておりました。・・・ところが、コンサートが終わった瞬間、パチッと目を覚まし、一言。「素敵な音楽聴きながら寝るのって、さいこーに気持ちよかった」あ、あのね~、こんなすごいチョイスのコンサートはめったに見れないのよ こんなすごいのを聴きながら眠ってしまう人の気持ちが、私には理解できません
こんな素敵なコンサート聴いてたら、いずれ私も生徒さんがこんな風に晴れやかにステージに立てるようにサポート&プロデュースしていけたらな~と感じたのでした これから数ヶ月間は気合を入れて 頑張りま~す
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