学ぶ・・・
今日もまた某セミナーに行ってきました。素晴らしいF先生の講座です。今日の内容は、初期のアプローチについて。例のバスティン・メソッドがお話の中心となっているのですが、これって、バスティンだけに当てはまる内容ではなく、全ての音楽指導者が聴いて勉強になるお話だったように思いました~。
今日、最も刺激的だったのは・・・全調メソッドの意味。 私は、バスティン先生のテキストに出会う前から、ことあるごとに何でも全調に移調して生徒サンに弾かせていました。それこそ、メリーさんの羊とか、ぶんぶんぶん のあたりから。 私自身もそうやって育ってきたし、移調することはそんなに苦ではなかったのです。さらに、”初期の段階で、黒鍵を積極的に弾かせたほうが良い”っていう話を聴いたことがあったし、どんな調の曲も抵抗なく弾けるようになって欲しい、という思いからそうしていたのです。・・・が、今日のF先生のお話を聴いていて・・・”あ~、なるほど!!” と思った。
作曲家は、曲に想いを込めて曲を作ったけれど、実は調そのものからもう表現は始まっているのですね。例えば、明るく軽快な曲はFdur(ヘ長調) 力強く堂々とした雰囲気はEsdur(変ホ長調) というように。そんな作曲家の想いを知る近道としての意味が全調メソッドにはある~というお話。
これは、私、なるほど~ と感動してしまいました。そんなことは考えたことがなかった!! 私も少々作曲の勉強したり、作曲を教えたりもしてきたけれど、”調”の持つイメージって、考えたことなかった けれど、言われてみればその通り。目からウロコ・・・ あまりにも当たり前すぎて気にもしてなかった~
・・・と、なんともオッタッキーなことばかり書いちゃったので、ここらで一息。今日は、F先生 がセミナー中にお勧めの(!?)書籍を紹介してくださいましたので、思わず購入してみる。わはは、なんじゃ、この本!? すご~いピアノの先生が出版された本なんだって。チラリと中身を見る。これはきっと、”女性とはいえど しっかり自立した人生を” ・・・って言う内容の本なのかな!? 今週はちょっと研修やら何やら忙しかったけれどー ここからはしばらく読書に耽りましょうかしら なんたって秋だものね
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