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2010年2月17日 (水)

素敵なレッスン(^^♪

今日は、娘がとある先生の特別レッスンを受ける。これまでにもこんなレッスンは数回受けてきたけれど、今回は初めてお目にかかる先生で、朝から私まで緊張しっぱなし。 さらに、なんだかんだと理由をつけて練習不足の娘・・・こんな特別レッスン何て受けてよいものか!?と不安にさえもなってくる

今日レッスンを受けた先生は十数年アメリカで生活なさっていたそうで、考え方はとってもアメリカン。何事に関しても自分の意見をはっきり持っていることが大事!!というお考え。(なるほど、そりゃそうだ) 演奏に関しても、”あなたはどう思うの!?” という風にいろんな質問を投げかけ、内側から何かを引き出そうとしてくださているのが、本当によく伝わってきましたの。いつもの事ながら目からウロコ・・・

今日は、バッハ「フランス組曲第3番よりアルマンド」 、ドビュッシーの「小さな黒人」、ハイドンの「ソナタ第53番」を聴いていただいたのですが、どれも先生のアドバイスのおかげで演奏が見事に変身しちゃうのですね~音に艶とハリが出てくるから不思議。・・・でもね、この先生って実はものすご~く大切で、難しい(高度な)内容を、子どもにもわかりやすいように、言葉を噛み砕いて、手間隙かけてわかるようになるまで教えてくださっているのです 相手が子どもであっても、プロの演奏者であっても求めるものは同じ、という姿勢を決して崩さない。さすがだなぁ~ 今日もやっぱりバロック(フランス組曲)を重点的にみていただく・・・このところず~っとバロックが続いてるのは、モチベーションをあげるためにもきっといいことなんだろうな 

実は私って、あ~んまりドビュッシーは好みじゃなくて(私の恩師I先生はドビュッシー専攻でしたけどね)特にこの黒人・・・は曲の良さがわからなかったのですが、今日のレッスンを観ていて、”なんて楽しい曲だったの!?” と思ってしまいましたの(いつもながら単純) それほどまでに、先生の影響が凄かったということなのでしょう。しぇ~脱帽!! そして、弾き方によって全然違った音が出てきちゃうピアノって、無限の可能性を持った楽器なのですね~(今さらながら) だからこそ、”自分はこう弾きたい”っていう意見をはっきり持たなきゃならないのですね。

たった1回、それも1時間演奏を聞いてもらっただけで、やる気満々にさせちゃうあたり、さすがは特別レッスン。 その曲のことだけではなく、幅広くいろ~んなことを学べる機会と私は思っております。今回のレッスンで学んだことは・・・例え弾く本人が弾き方に迷っていたとしても、余計な手助けはするべきではない時もあるということ。本人が自分で何かを掴み取るまで、じっくり待つしかない時間のかかることでしょうけれど、、、しっかり音楽的にも自立して行ってね。 ま、頑張りな !!

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