幅広く・バランスよく
今日は鹿児島県から来てくださったI先生のセミナーに行ってきましたの。 このI先生のセミナーというのは、今回が初めてなので”どんな先生なのかな~??” と、とてもワクワクしておりましたの。穏やか~で、淡々とした口調でいらっしゃるのですが不思議と話に惹きこまれてしまい、あっという間の2時間でしたの。
さて、今日の内容は"4期の時代を知って弾くための確認ポイント" 音楽の4つの時代の時代背景や音楽の特徴、ピアノという楽器の進化なども交えて紹介してくださる。 今更ながら、初めて知った内容なんかもあり、新鮮 考えてみると、4つの時代の話って、しているつもりでいるけれど、意外と抜けている部分もあったりするのよね。(近・現代の話なんて、ほとんどしたことがなかったりする・・・)
四期の基本となるバロックは大事!ということなのでしょう。特にバロック時代を重視してお話されるのですが、これがまた・・・ ものすごく面白かったのです。 音楽は教会とは切り離せないから、神様とか宗教とかとも深い関わりがあることや、バロックは古典舞踊の音楽なので、実際にその踊りを踊って体験してみるのがわかりやすいとか~ さすが!! やはりこのI先生もバロックに関してはかなりのこだわりをお持ちのようでしたわ
音符のルールがわかり、読譜ができるようになったら、テクニックの方もしっかり身につけていかないと、楽しく弾けるようにはならないので、このバランスをとるのはとても難しいことだと思います。加えて、4期の音楽をちゃんと理解して、バランスよく弾いていくことで音楽性とか表現力がついてくるので、常に4期を意識して曲を弾いていくことは大切なんだなぁ~と、改めて感じましたの。 ついつい、生徒サンが大きくなってきて自分の意志を持つようになると、本人の好みの曲に偏ってしまいがちですけれど、そこで敢て4期をすることに意味があるのかもしれないなぁ・・・ 長く音楽を好きで、心から楽しんで欲しいと思っているからこそ、幅広く・バランスよく なんだね これを実現させるためには、どうやってレッスンを進めていけば実現するのか~これを考えるのは時には楽しく、時には頭を悩ませます。が、これを考えられなきゃ音楽教える資格なんてないじゃん ・・・ということで、少々やる気を与えていただきましたワ
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