私はわがままな客だ!!
今日はレッスン室のピアノの調律の日。 お世話になってる調律師のYさんとは、もう随分長いお付き合いで、我が家のピアノのこともよ~くわかって下さっているので、いつもあれこれ注文つけまくり その度に私の言いたいことを理解してくださって、ピアノの音も変えてくださるので、本当にありがたいのです。
調律師さんが代わると、ピアノの音は全く違うものに変わっちゃうって事は皆様ご存知のことと思います。我が家では2台のピアノ、それぞれの音に気に入っている部分があるのと、それぞれが別の部屋に入れてあるので、調律師さんも別々の方、調律の時期も別々なのです。(面倒くさいけど)
今日のピアノは、音色がとても明るくて、スカッと音が通るところがとっても気に入っておりましたの。けれど、明るすぎてタッチがものすごく軽く感じてしまうところがありました。生徒サンたち見てると、軽すぎるから、指先で音色をコントロールできないし、音を聴く余裕がないように見えましたの。・・・で、今日の調律オーダーは ”ちょっと鍵盤重くできますか?” これって、要は音の明るさとか立ち上がり方で鍵盤が軽く感じたり重く感じたりするものなので、”重くして”って事は、音を暗くする・・・って事なのですよね ・・・それってビミョー。明るい音が気に入っているって言うのに~
・・・とその様な不平・不満もこのYさんには思い切り言えちゃうんですね いつもありがとうございます 調律が終った後のピアノは・・・やはり少々音が地味になったような気もする。タッチは確実にちょっと重く感じるようになりました
レッスンはやはり、いつもいいコンディションでやりたいのでピアノの状態はとても気になります。レッスンに来てくださる皆様もこのちょっとだけ変身したピアノを弾いてみてのご感想をお聞かせくださいませ どんなことでもかまいませんから ちなみに、今日レッスンに来てくださったAちゃんと、Nさん。2人とも”全く気付かなかった”んだそうです わはははは 何も感じなかったって事は、弾きにくくもなかったってことだよね
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コメント
ほう・・わがままな客、ですか。
僕も仕事上、わがままなお客さんには困る事がありますぞ。
突然、思い付きで性能追加を要求して来られた時にはもう、平然とした顔をしながら服の下は冷や汗がダラダラ流れますよ・・・
しかし、わがままなお客さんと妥協点を模索するのも楽しみの一つだったりするのですが(苦笑
投稿: ネコスケ | 2010年9月15日 (水) 00時36分
>ネコスケさんへ
そうですね ネコスケさん、ふ、深い 少しづつ歩み寄っていけるのを実感できるっていうのは楽しいことですわね。うんうん
音の世界って、形が目に見えるものではなく、感覚が全てを左右させるところが微妙・・・難しいところですね。その日の気分によっては、なんでこんな世界に入ってしまったのかとハラたってくる日さえあるんですよ~。そういうこと言ってるうちは、まだまだ修行が足りないって事だ!! 多分私は一生、その日の気分によってぶーぶー言ってることでしょう(笑)
ネコスケさんみたく、いつもフルパワー!!ではいられないわ
投稿: kv.ひさまる | 2010年9月16日 (木) 00時36分