振り出しに戻る
私には珍しく、音楽のお話が続きます
あと3週間後に迫ってきたMS(ヤマハミュージックステージ)に向けて、ただ今アンサンブルの音作りに頭を悩ませております。今回は、陽気なラテンメドレーを3人で演奏するように作りましたの。ところが、エレクトーン3台によるアレンジなので、単純に音量も3倍になって迫力出る・・・ってものではないのですね~。3台の楽器から全く同じものを出すと、電子楽器の場合は音の周波数が、ピッタリ重なりすぎちゃって逆に変な音になってしまうのです。迫力どころの騒ぎではない!! そんな訳で、敢て3台からは相性の合う組み合わせで、ピッタリ重なり合わないものを出さなきゃならない訳です。 それは、わかって楽譜を書いているつもりなのですが~練習が進んできて音色のことを真剣に考え始めると、”あ、しまった!!”的なところがポツポツ出てきますの
さて、今日はjetの大御所T先生が名古屋からはるばるやって来てくださいまして、エレクトーンクリニックがありましたの。気に入らない(=問題がある)音色の直し方を徹底的に教えて下さり、何かそのときはとってもわかるようになった気分でしたの。 ところが、家に帰って一人でやってみると・・・あれ~、こんなカンジかな??の連続でなんかよくわからない ・・・というよりも根本的に、自分がどんな風に直したいのかが、ハッキリしないのよね クリニックでは、T先生の誘導尋問で、何が何でも”こう直したい”と思っていたからどんどん改善されていたことも、自分ひとりで気持ちが緩むと、ぜ~んぜんダメなのですね 大切なことは、自分がどんな音にしたいのかっていうイメージをハッキリ持つことなのだ~とつくづく感じましたわ。
音のニュアンスを言葉で伝えるのって凄く難しいと思いません?? ピアノはいろんな弾き方を工夫して音を変えていく楽しみ(!?)があるけれど、こちらは弾き方うんぬん言う前にまず楽器の知識と準備が必要な訳です。いっつもエレクトーンの世界にはついていけない・もうダメだ!!~なんて思いながらも、毎年この時期になるとアンサンブルを作ってしまう私は一体全体・・・
それにしても、このラテンアンサンブルは、この先3週間で仕上がるのかしら もともと小学2、3年生3人では手が足りなくて、もう一人ぐらいいてくれると助かるわ~というような状態だったのを無理やりやってここまで何とかたどり着きましたの。面白いもので、最近突然弾けるようになってきてくれましたが、舞台で弾くにはあと少し何かが足りない~ 私の準備も全然足りてない。(実は準備してきたつもりだったのだけど、今日のクリニックで振り出しに戻りました) あれよ、あれよという間に3週間軽っちゃうんだろうなぁ~(溜
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