第12回あすなろ王国物語
今日は富山市のあすなろ小児歯科医院の院長先生が毎年主催されるコンサート「あすなろ
王国物語 宮廷音楽会」に行ってきました。
院長先生の、子どもたちの成長には強い身体と豊かな創造力が不可欠、という想いが込められたコンサート。ピアノ演奏、ピアノトリオ、バレエ、お話がコラボしたとても贅沢な欲張りなコンサートなのです。小さな子どもさんでも退屈しないようにコンサートそのものがお話になっていて、場面の展開がとても速いのが特徴的です。
今日は、我が家のお教室のSちゃん(小2)が、ギロック作曲の”タランテラ”と”ウィンナワルツ”を演奏しました。身体の小さなSちゃん、あのホールいっぱいに響くような音がなかなか出せなくて、私もどうしたものかと頭を悩ませました。けれど、10月のオーディション以降、Sちゃん自身がいい音で弾きたい一心で練習を繰り返し、随分克復できたように思います。長い期間同じ曲を弾き続けながら、多くを発見し成長できたと思います。
このコンサートは今年で12回目を迎えるそうです。干支でいうと一回り。第一回目の出演者さんは現在はそれなりに成長されていることでしょう。ひょっとしたら既に社会に出て活躍されているのかもしれません。逆に今日出演されてたピアノ、ヴァイオリン、チェロの演奏家さん達も今はあちこちで活躍されてますが12年前は学生さんだったわけです。
我が家のお教室では昨年・今年と生徒さんが出演され、5年前には娘も出演させていただきました。その時その時必死でやっているのでまったく実感は湧きませんが、もうあの時からこんなに年月が経っているのですね。本当に子どもの成長は早い‼! そんなあっという間に過ぎる貴重な時間に音楽を通して巡り合えるなんて、偶然ってすごいなぁ~なんて思っていたら、何故か妙~に泣けてきちゃいました (ちなみにこの写真は昨日のホールリハーサルの時のものです)
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